« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月11日 (金)

多摩川を渡る

 アマゾンに注文した空気清浄機はまだかなぁと、玄関のド
アを開けたら、アゲハ蝶が飛んでいた。引っ越してきたとき
から植えられている山椒の木があるのですが、葉っぱに近づ
き、しっぽ(?)を釣り針のように曲げ、裏側に何かしてい
る。しばらくそれを見ていたら、目の前にふわり来て、「よ
く見ろよ」とでも言いたげに、葉っぱの裏側にちょんと。蝶
のことはよく知らないけど、人見知りしない鳩がいるように、
蝶も人見知りしないヤツがいるのだろうか。

 雑用こなしていると、空気清浄機が届く。
 意外と軽いんですね。

 発送をして、とりあえず調布パルコにちゃりんこを停める。

 ブックセンターで、

・「本人 Vol・11」(太田出版)

 明石家さんまインタビュー号。  

・サライネス「誰も寝てはならぬ 11」(講談社) 
 
 を買い、電気屋で買い物をして、はて、今日はどこに行こ
うと、2秒思案して京王稲田堤へ行く。途中、多摩川を渡る。

 桜上水の「ブ」でもよかったのだけど、稲田堤の「ブ」の
そばにモスがありまして(桜上水にも甲州街道渡ったとこに
モス、あるが、歩くんです)、そこで飯を食べてから行こう
と企んだのだが……、

 なかった! 閉店してた! Sガストになってた! Sっ
て何? スーパースペシャルスペクタクルッ! きっと、S
はSUNAGIMOの「S」だね。焼き鳥はSHIOだね。

 しかたなく、松屋で昨日と同じメニュー。カウンターにい
た女の子、えへん虫が三泊四日で滞在しているようで、昨日
だったら、

「君、風邪? 食べかけだけど、この龍角散のど飴、全部あ
げるよ」

 なんて、言えるわけがない。しゃがんでカルビ焼いてたん
だけど、何故? 口と鼻を鉄板より下にしたのかな。

 踏切渡って、「ブ」。

・川島勝「井伏鱒二 サヨナラダケガ人生」(文藝春秋)
・工藤直子「象のブランコーーとうちゃんと」(集英社文庫)
・澁澤龍彦「女のエピソード」(河出文庫)
・宮塚利雄「日本焼肉物語」(知恵の森文庫)
・星新一 訳「竹取物語」(角川文庫)

 この文庫、表紙は思いっきり竹取物語ですが、中のイラス
トは和田誠さん。

・団鬼六「蛇のみちは 団鬼六自伝」(幻冬舎アウトロー文
 庫)

 CD

・佐野元春「THE CIRCLE」

 を買う。

 調布まで戻り、シャノアールでお茶しつつ、「本人」巻頭
さんまさんのインタビューを読み終える。素敵っす。

 そのまま帰ろうかと思ったのだけど、円居へ行く。

・筒井康隆「デマ 実験小説集」(番町書房)
・多和田葉子「海に落とした名前」(新潮社)
・現代詩文庫「長田弘詩集」(思潮社)

 ダブリかもしれない。

・マーサ・グライムズ 秋津知子 訳「桟橋で読書する女」
 (文春文庫)
・福田清人 飯島文「萩原朔太郎 人と作品」(清水書院)
・大野純「萩原朔太郎」(講談社現代新書)
・椎名麟三「私の聖書物語」(中央公論社)
・関茂「八木重吉 詩と生涯と信仰」(新教出版社)

 を買う。

 コンビニで「ヤングアニマル」を買って、帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月10日 (木)

分倍河原っ!

 部屋の片付けも40%、あとはパソコンの移動とか、もろ
もろ。ほこりがすごいんで、空気清浄機を購入。明日、届く。
もっと早く買っておけばよかったんだけども。ついでに俺も
清浄しておくれ。

 今日はちょろっと仕事して、分倍河原の「ブ」へ。新しく
できた店舗で、ショッピングセンターみたいなところにあり
ます。が、なんとなく地図を見ただけで、分倍河原へ。

 あ、ぶばいがわら、と読みます。長宗我部みたいに名字で
もなければ、弱肉強食みたいに四文字熟語でもたぶんないだ
ろう、分倍河原……。馬喰横山もいい味出してるんですが、
今日は分倍河原……。

(今、ウィキで「分倍河原」を検索していたら、古畑任三郎
は分倍河原在住という設定らしい。三谷幸喜らしいですよ、
その設定。ほんで、分倍河原の戦いってのがあるらしい)。

 はいっ、分倍河原の駅に降り、危うく南武線の改札へ行き
そうになり、どうにか改札を出て、松屋で飯を食べ、ショッ
ピングセンター方面へ。黄色い看板があってもいいんですが、
期待したんですが、それらしい看板がない。モスはありまし
た。はい。ショッピングセンターを抜け、右に行くか左に行
くかで迷ったのち、左に曲がったのが運の尽き。
 ますます黄色い看板からは遠ざかっていたという。□を描
くように、ぐるっと一周してしまいました。途中、この先多
摩川という地図を見て、一瞬、多摩川行って石屋でも開業し
ようかと思いましたが(ちょっと前に、つげ義春「無能の人」
を読んでいたので)、「俺、漫画は描いてない。どちらかと
いうと、掻くのは右肩」と、ひたすら歩く。

 戻ってきました。スタート地点。
 すぐに「ブ」へと思ったのですが、いかんせんサイゼリア
が私を呼びました。チョコレートなんちゃらケーキを食べ、
山田詠美「学問」を読み、いざ「ブ」。

・山本夏彦・久世光彦「昭和恋々」(清流出版)
・山本健吉「小さな肖像画」(筑摩書房)
・北康利「白洲次郎 占領を背負った男」(講談社)
・吉田篤弘「百鼠」(筑摩書房)
・庄野潤三「屋上」(講談社)
・草鹿宏「愛と死と反逆と ジェームズディーン物語」
 (集英社文庫)
・杉浦明平「養蜂記」(中公文庫)
・北杜夫「マンボウぱじゃま対談」(集英社文庫)
・池田雅之 訳編「おとぎの国の妖精たち 小泉八雲怪談集」
 (現代教養文庫)
・柳田国男「日本の伝説」(新潮文庫)
・常盤新平 編訳「フランス風にさようなら ニューヨーカー
 短篇集」(旺文社文庫)
・遠藤周作「フランスの大学生」(ぶんか社文庫)

 を購入。

 「もう絶対迷わないから」と思いつつ、西調布より帰宅。

       ※            ※

 諏訪哲二「自己チュー親子」(中公新書ラクレ)、玄田有
史・曲沼美恵「ニート」(幻冬舎)読了。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 4日 (金)

ぽつぽつと。

 こう、人としゃべらない日々が平気で3週間とか続く。こ
れがだいたい1年とか2年とか、繰り返していると、

「あれ、俺、どうやって人とかかわっていたっけ?」

 と、ふいに思うことがあります。手元から離れていきかけ
た風船を慌ててつかむ、塩梅。

 一段落したので、少しづつそういう感覚はやわらかくなっ
ているんだけど、そういう変にこちこちの筋肉がピークにな
っているときに、10人とか20人とか大人数の呑み会に行
くと、変に口が動いちゃって、

「しまったしまったしまったー、たたたたのたのたたのたの
きんとりお」

 となってしまうんです。
 あかん、でしゃばりすぎたーって、後からじわじわ訪れる
んです。どうも、こんばんは。あ、あの、机の上にちょこん
と坐らないでください……。あ、あの、勝手に煙草とか吸わ
ないでくださいって、二重人格か、俺!

 迷惑かけてるんだろうなぁとか、元々必要以上に気を使う
ものですから、ほっとしてきた今、いろいろと訊ねてみたく
思ったり。よくも、胃がおかしくならなかったよ。

 それにしてもあれですね、自分がどういう物事で精神的な
バランスを取っているのか。特効薬は何か。そういうことを
模索するのには良い期間でした。つらいことがつらいだけで
終わっちゃぁねぇ。くやしくって、じれったくって、くすぐ
ったいぜ。

       ※            ※ 

 以下、買ったもの。

 水曜日、連雀通り「ブ」。

・三波春夫「聖徳太子憲法は生きている」(小学館文庫)
・瀬戸内寂聴「炎凍る 樋口一葉の恋」(小学館文庫)
・木村公一「裏方 プロ野球職人伝説」(角川文庫)
・日垣隆「すぐに稼げる文章術」(幻冬舎新書)
・グレゴリ青山「ナマの京都」(メディアファクトリー)
・椎名麟三「懲役人の告発」(新潮社)
・日高敏隆「利己としての死」(弘文堂)

 CD

・佐野元春「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」
     「sweet16」

 木曜日、国領「ブ」。

・久石譲「感動をつくれますか?」(角川oneテーマ21)
・伊藤信吾「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」(講談社)
・北村薫「ひとがた流し」(朝日新聞社)
・多田信作「おもちゃ工作全書」(池田書店)
・「東京人 no.74」
 特集・私鉄沿線物語。インタビュー、宮脇俊三。

 金曜日、調布「ブ」。

・星野道夫「旅をする木」(文春文庫)
・阿川弘之「食味風々録」(新潮文庫)
・森達也「それでもドキュメンタリーは嘘をつく」
 (角川文庫)
・内田百聞「幼年時代」(福武文庫)
 ※「聞」は文字化けするので。ダブリだけど、105円
ですから〜。

・諏訪哲二「自己チュー親子」(中公新書クラレ)
・後藤繁雄「五感の友」(リトル・モア)
・出久根達郎「まかふしぎ・猫の犬」(河出書房新社)

     ※             ※

 のあのわ、が気になる。
 来週アルバムが発売されるそうで、買ってしまいそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 3日 (木)

リハビリでござる

 水曜日、発送のあと用事がもうひとつあり、ちゃりんこで
その場所へ行き、用事を済ませて、久しぶりにバーミヤンに
入った。
 「お煙草お吸いになられますか?」「はい」。自分は突き
当たりの席に坐った。その席は喫煙席であるのだけど、ふた
つテーブルをおいて赤ちゃん連れの親子がいて、帰りがけて
いたので、いなくなるまで煙草を出すのはやめておいた。

 注文をして、ああ、ウェイトレスの子がチャットモンチー
の橋本さんに、いきものかがりのボーカルの子を足して2で
割った顔をしていたので、1品余計に注文をして、って話は
いいか、ホットコーヒーをいれに行こうと席を立ったら、親
子も席を立った。

 コーヒーをテーブルに置き、煙草に火をつけ、読もうと持
って来た、堀江敏幸「子午線を求めて」のページを開いた。
なのだが、左側にある窓の外に動きを感じて目線をそっちに
やった。マンションの2階から、たぶん20代中頃だろう白
いTシャツを着た女の子がどこかに出かけようとしていた。
「なんだなんだ」と、目線を文庫本に持っていこうとしたの
だけど、違うものがどかんと目に飛び込んでいた。

 鉄塔である。
 まっすぐに鉄塔が10くらい並んでいた。これは「なんだ
なんだ」ではなかった。ただ、すげえなと思ってしまった。
まーっすぐ、電線を伸ばしていた。自分の上にも電線は伸び
ているんだろう。どこかに電気を運ぶ。

 そこで思い出したのは、吉祥寺から中央線上りに乗り、西
荻窪に行く間。鉄塔と電線が長く、長く続いている光景が見
えることだ。駅に入ってしまうと違うのだが、それまでは遮
るものがあまりない。


 ほけっとそのことを考えていたら、注文したものが運ばれ
てきた。

       ※           ※

 ここ1年半くらいかかっていた、仕事がこの前一段落した。
 やっとのやっとのやっと。仕事の愚痴なんて言うものじゃ
あないけど、張りつめていた精神的な糸がうまく緩まなくっ
て困っている。

 宮崎駿さんと比べたら、俺なんて埃みたいなものだけども、
いわゆる神経衰弱なんだろう。

 今の気分を歌うとすると、これになる。

 「人のためによかれと思い
  西から東へ かけずりまわる
  やっとみつけたやさしさは
  いともたやすくしなびた」
         (泉谷しげる「春夏秋冬」)

 精神的にがたがたなときって、社交辞令で言われたことで
も、それに片手を置きたいって思うもんなんです。楽になる
まででいいですから、お願いしますっていう。それが駄目だ
ったりしたことがあって、やっぱり俺をうざいと思う人って
思うよりもいるんだなと……。

 ほんとは違うんですよ、なんてことを言ったところでもう
遅い。うざかられた原因がわかればいいんですけどね、それ
がわからないから凹んだ部分もなかなか持ち上がらない。無
理に忘れたふりして持ち上げても、うざかられたんだと思い
出して、持ち上げた部分を傷つける。凹んだ部分は血の沼で
す。

 とはいえ、もう、しょうがない。

 「今日ですべてが終わるさ
  今日ですべてが変わる
  今日ですべてがむくわれる
  今日ですべてが始まるさ」

 元気ですよ、俺は。
 無理にでも言うしかないさ。

 えー、リハビリリハビリ……。
 とりあえず、月島にもんじゃ食べにいくぜ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »